わたし、アルコールアレルギーなんです。
注射とか点滴するときに、脱脂綿でアルコール消毒をしますが、私の腕は真っ赤に腫れてしまいます。酒に弱いとか、好き嫌いとかじゃなく、アレルギー体質。完全にアルコールはNGなんです。
ウコンの力とか、二日酔い対策グッズなんかではどうにもならないレベル。
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酒を飲んだ瞬間に即アルコールを100%分解中和効果のある夢の健康食品やサプリメントはないものでしょうか?
開発販売されれば下戸の救世主になると思います。
陸上自衛隊を退官するとき、上司や同僚が私のために送別会を開いてくれることになりました。もちろん、私がお酒飲めないのは百も承知です。私は主賓なので逃げられません。
その気持ちだけはありがたいのですが、飲み会自体は有難迷惑どころか、ほんとうに迷惑でした。
送別会が始まって30分もすると、酒を飲まない私以外はみなテンション上がってきます。すると、私に酒を飲ませようとする人が増えて来るんです。本当に断るのがめんどくさい。
その当時はアルコールアレルギーだとは思っていなかったので、少しだけ飲めば許してもらえるだろう、と思っていました。
甘かった…。
少しだけ飲んで、自分の部屋に入った後、目の前がグルグル回り始め、嘔吐と下痢が朝まで続き、心拍数も上がり続けました。
やばいと思って、水分を補給するも、飲んだ分だけ出て行ってしまいます。
私はついに倒れて救急車で病院に運ばれました。
急性アルコール中毒とは違い、どうやら身体がアルコールを毒物として認識したために、消化吸収機能がすべてストップしたショック状態だったようです。
人間の身体ってすごいですね。毒物から自動的に防御してくれるんですから。
以来、私はその恐怖から、お酒を目の前に置かれただけでも嫌な気分になるようになりました。
最近の新入社員は歓迎会に出席しない??
私が入社した時もそうでしたが、全く望んでいないのに、歓迎会という名の酒の席を設けられてしまいます。わけもわからず強制的に参加させられてしまうんですね。
最近の新入社員は自分たちが主賓であるにもかかわらず
- お酒は好きなメンバーで好きな時に好きな店で楽しく飲みたい。
- それって業務命令ですか?仕事だから残業代出る?え?出ないの?
- 酔っぱらいのおやじを相手するのが面倒くさい。
などの理由から、普通にキャンセルするそうです。
私は彼らに同意します。彼らが頼もしく見えます。やっとそういう時代が到来したか。
今どきの若い者は…なんて嘆く団塊の世代がいますが、団塊の世代は退職世代。
望まない相手に対して説教して酒を強制するなんて時代遅れなんですね。
飲まないし、参加しないのに金払え?ふざけるな!
先ほど最近の若い社員に賛同していた私も、40代。職場の中堅で管理職です。立場上、職場の飲み会をすべて断るわけにはいきませんので、選んで出るようにしています。
例えば、忘年会は参加するけど、新年会は不参加とかですね。
年に数回くらいだったら我慢しますが、月に数回は勘弁してほしいものです。
異動や退職時の歓迎会と送別会は、まとめて一回でやってほしいですし。
飲み会に参加できない言い訳を考えるのも一苦労なんです。
ある日、どうしても子供を迎えに行かなければならない(これは本当です)用事があり、その旨伝え飲み会不参加にしようとしました。その日は新しく着任した人の歓迎会。
なぜか、幹事が私のところに集金にきました。
「え?私は今日の歓迎会は不参加ですよ?」
「いや、寸志があるかと思って…。ほら、参加できないとちょっと気まずいでしょ?」
「いえ、気まずくないから大丈夫ですよ。心遣いありがとうございます。」
と丁重にお断りしました。
なぜ酒も飲めないし、参加もしないし、そもそもまだその人にお世話になってすらいないのに金払えってか?酒飲む人ってそんなに偉いのでしょうか?あまりにも図々しい。
飲みニケーションなんて言葉がありましたが、そんなものはお酒が好きな人の便利な言葉。酒が嫌いな人間にとっては本当に嫌な言葉です。
飲み会強制する上司にちょっとだけリベンジ
とある飲み会好きな上司(55歳男)が部署移動することになりました。
金曜日は必ずお酒に誘うくせに、土日の職場レクなどにはいろいろな言い訳をつけて参加しません。土日くらいは休みたいからなのでしょうか。
「酒飲めなくてもな、飲み会が嫌いでもな、それでも誘われたら参加することが大事なんだ。人付き合いは本当に大事なんだ。」
よくおっしゃっていました。
ですから、職場の強制的な飲み会が嫌いな若手社員だけで独自に送別会を企画してご招待しました。平日夜だし、人づきあいは大事なんですから断らないですよね??
送別会当日、駅に集合して、お店へ。
送別会の会場は「スイーツパラダイス」
ケーキ、ドーナツ、ゼリー、タルト、シュークリーム、ワッフル、チョコレートの噴水。甘いもの食べ放題です。
もちろんお酒はありません。
私もスイーツ好きですし、女性陣はものすごいテンションアップ。
送られる上司はテンションダウン。
でも普段、私たちは嫌いな飲み会に無理やり誘われて内心テンションダウンしているけど、あたかも楽しそうなふりをしてまわりのノンベエたちに一生懸命合わせてあげているんです。
必死に場を盛り上げているんです。
その気持ち、つらさ、理不尽さを少しでも体験していただきたかったのが今回の趣旨。
その気持ち、少しはわかってくれたらうれしいのですが…。
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