コントラバスは人気なし
コンバスとか弦バスとかいろいろな名前で呼ばれてしまうコントラバス。
中学や高校の吹奏楽部や管弦楽部からコントラバスを始めた人も多いかと思いますが、私は高校のブラスバンド部から始めました。
見学、仮入部期間は好きな楽器パートに居ることができるのですが、コントラバスパートに行く人はほとんどいなかったように思います。
パート決めの際に漏れて仕方なく…。
じゃんけんに負けて…。
そんな理由でコントラバスパートに行ってしまう人も結構いますね。
最初から希望する人はよほどマニアックとおもわれます。
やはり吹奏楽の花形は、サックスやトランペット、トロンボーンなんですね。
いてもあまり音は聞こえない、でもいないと何か物足りない…。
これもよく言われます。
褒めてるつもりなのかどうかはわかりませんが、他の管楽器の音に比べて音量が絶対的に足りないので、ステージで音はあまり聞こえません。なので演奏自体への影響は少ないのですが、いなくなると何かさみしいそうです。弦楽器の音は管楽器では再現できないからでしょうか。
一回のピチカートにすべてをかける
曲のテンションがさがり、静かになったところで、静寂の中のピチカート。
「ボン………。」
コントラバス独壇場のこの瞬間にすべての気合を注ぎ込むプレイヤーも多いのでは。
楽器を回転させる
アンコールの最後の一小節。
グルンと楽器をまわして、膝で止め、ブンっと一発ボーイングで決める!
よし!決まったぜ!
けっこうすごいパフォーマンスなんだけど、だれも気付いてもらえなかったり…。
ちょっと悲しい…。
6.15追記です。東京ディズニーシーのブロードウエイを観てきました。ビッグバンドビート(BBB)は歌とダンスとビッグバンドの共演で、しかもミッキーマウスがドラムを叩きまくっていました。
そこのベース奏者もコントラバスをクルクルと回転させてました。
野球部の応援はタンバリン
まあ、屋外での演奏は基本的にNGですからね…。仕方ないといえば仕方ない。
でも何となく腑に落ちない…。おれ、コントラバス奏者なのにな…。
ビミョーな気分で応援したことある人いませんか?
チューバが敵
同じベースパートなので基本的に楽譜が同じなんですよね。
あんなでかい管楽器と同じ音符を演奏してたら、勝てるわけがない、かき消されます。
コントラバスにとっては、とてもおいしいピチカートを奪われることも。
お前!そこは黙ってろ!
と言いたくなったことがあります。
縁の下の力持ち
それでも長く続けてしまう魅力がコントラバスにはあると思います。
勝手な思い込みかもしれませんが、自分が低音をしっかりと支えているんだぞという
プライド。
そして吹奏楽が嫌になったら、ジャズのビッグバンドや管弦楽にも移行できますし、コントラバスが弾ければ、エレキベースも多少は弾けるので、友人と軽くバンドを組む楽しみもあります。
けっこう融通が利く楽器ですよね
腹式呼吸って無駄じゃね??
吹奏楽部では腹式呼吸の練習もさせられます。
でもなぜか、パーカッションとコントラバスまでやらされてました。
腹式呼吸の練習に意味があるのか顧問の先生に聞いたら
「腹式呼吸は健康にいいんだぞ。」
なるほど納得。
夏に松ヤニが溶けて全滅
コントラバスの弓に擦り付ける、コントラバスの必需品、松ヤニ。
どうやら夏用と冬用があるようで、それを知らない私は、エアコンの効いていない部屋に放置してしまいました。
結果、松ヤニが暑さでドロドロに溶けて固まり、バブルスライムのように変形。
松ヤニって買うと結構な金額するので、ショックを受けた思い出があります。
とりあえず今思い出したコントラバスあるあるはこんなところです。
また思い出したら記事を書こうと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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