七転び八起き人生

温泉旅行や、音楽大好きな40代。発達障害、いじめ、ブラック企業、適応障害休職、転職、育児など、人生の振り返りブログです。

私の適応障害発症の原因は「大人の発達障害ADHD」が関係していた?

違和感

子供の頃から、なんか生きづらさを感じていました。

親からは、なぜこんな簡単なことができないの?

先生からは、いつも落し物や忘れ物が多くて机の中が整理整頓できない。

 

なんて、散々言われ続けました。

 

ドアは開けっぱなし、電気はつけっぱなし。トイレ流すの忘れたり。

 

確かに普通は簡単にできること。それは理解しています。

 

でもなぜかできない。

 

自分は簡単なことすらできない落ちこぼれなんだろうと思い込んでいました

 

就職してからは

確かに印鑑押すの忘れたり書類に不備が散見されたりしましたが、仕事の特徴としてはルーティンワーク。毎日決まった作業をひたすらこなすことには長けていたので、一旦慣れてしまったら本当に仕事が楽しかったです。

 

でもそれで間違った評価を受け認められてしまったのか、やたら昇進して管理職に。

世間では出世と言うのでしょうが、私にとっては地獄の始まりでした

何をしていいのかわからず、電話やメールの着信音、他人の話し声がが周囲で鳴り響き、ストレスを抱え、ついにはめまいを起こしてその場に座り込んでしまいました。

摂食障害や不眠症にもなり、頭痛、肩こりなどの症状も重症化。

その後、病院で適応障害の診断書が出て、会社に提出、休職となったんです。

 

車の運転も苦手

車の運転に関しては本当に苦手でした。

社用車を運転していきなり自損事故。会社の駐車場を出ようとした矢先でした。

 

一応学生時代に自動車教習所の合宿免許でAT限定で取得したのですが、完全にペーパードライバー。もちろんゴールド免許です。運転しないので笑

 

はじめて友人とドライブした時のことですが、信号や標識の確認作業が本当に辛く、車のスピードでは私の処理速度を大きく超えてしまうので、汗ビッショリ。めまいと睡魔が襲ってきて、リタイアしました。おそらくパニック状態だったんでしょうね。

 

現在も妻がハンドルを握っています。

 

発達障害が適応障害を誘発?

子供の頃の発達障害って、大人になるにつれてだんだん改善していくようですが、大人になってからも引きずる人もいます。私もそうです。

 

芸能人や芸術家には発達障害の方がよく活躍していると聞きます。

 

私の場合、無理して他の人と同じ就職活動をしてしまい、自分に絶対に合わない環境に入って、パニック状態になってしまったわけです。

 

今更ですが、せめて学生時代に発達障害に気づいておけば、こんなに苦しむこともなかったのかなあなんて思っています。

早期発見と自覚、対処。

とても大事なことだと思います。

 

うつ病やパニック障害で精神科や心療内科を受診して、カウンセリングを受けてはじめて発達障害に気づきました。上司や会社に理解してもらうことは難しいですが、自覚しただけでも自らそれなりの対処ができ、最悪の事態を未然に防げます。

 

以上、私の適応障害の体験談をブログ記事にしてみました。

お読みいただきありがとうございました。

 

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