子供のころ、夢中になって遊んだドラクエ
私が小学生くらいのころはファミコン全盛期。
- ジャンル: おもちゃ・ホビー・ゲーム > テレビゲーム > ファミコン > 本体
- ショップ: エーティーフィールド
- 価格: 9,201円
でもゲームソフトがやたら高くてなかなか買ってもらえず、ファミコン本体のある友達のうちへゲームソフトを持ち寄ってみんなで遊んだ思い出があります。懐かしいですねえ。
私がはまつたスパルタンXとかフラッピーとかクルクルランドは定価5000円くらいで発売されていた記憶があります。
今、大人になってドラクエをやってみた感想
やっとGWに突入し、大連休となりましたので、久々にドラクエをやってみようとスマホアプリをインストール。
最近ではドラクエやFFシリーズがスマホアプリで手に入ります。いちいちゲーム機本体を買わなくても昔のRPGがあそべるんですね。いい時代になったものです。
さて、子供のころの気持ちに戻って、どっぷりとドラクエワールドにハマってみるとするか…。しかし??
気が乗らない。なんか辛い。なんでだ??
いざ、ゲームをスタートしてみると、なんだかイライラ。
まだ10代の少年に、姫が魔王にさらわれたので、救ってほしいなどと無茶な指示。
セキュリティ対策の甘すぎる国家の一大事を初対面の子供に託してしまう王様。
「そこの宝箱から必要なものを持っていくがよい。」
開けてみると、ひのきのぼう、ぬののふく、そして端金100G??
これが、国家の命運を託した相手にする待遇なのか…。
それでも戦い、稼ぐ
いまさらキャンセルもできないので前に進むしかありません。
とりあえず、街をうろつき情報収集。
外に出て平原を歩き、罪のないモンスターを手当たり次第にやっつけ、経験値を稼ぎ、金も稼ぎます。
稼いだ金で、新しい武器や防具を買い揃え、装備していたものはハードオフ的に売りに出し、旅の資金にしていきます。
仲間と出会い、冒険の旅へ
物語が進むと、主人公の成長とともに仲間が増えますね。
戦士だったり僧侶だったり、魔法使いだったり、それぞれ担当の業務があります。
営業と総務と経理みたいなもんでしょうか。
それぞれの特殊能力を生かして、強敵と戦っていくわけですが、
たまに死にます。
誰かが死ぬと棺に入り、他のメンバーが町まで引きずっていくわけですが、その間も敵とエンカウントしまくり、残りは勇者である主人公のみ。
何とか教会までたどり着いて、生き返らせようとすると、あれ?お金が足りない!?
「なんと、お金が足りないと申すか??生き返らせるには〇〇ゴールド必要じゃ。」
と門前払い。神父さんの冷たさが身に沁みます。
そしてたまに全滅します…
全滅して気が付いてみると、なんとそこは、王様の目の前。
「おお、勇者よ!死んでしまうとはなさけない!」
ものすごいディスられます。HP1の瀕死の勇者に、ねぎらいの言葉はありません。
赤の他人であるあなたの娘を、国王であるあなたの代わりに助けに行ってるんですよ?
財布の中身を確認すると、所持金が半分に!死んでしまったペナルティですね。
その罰金は国庫にでも入るのでしょうか?踏んだり蹴ったりの処遇です。
ブラック企業かこの国は。なんだか魔王側につきたくなります。
その他、結婚したり、子供が生まれたり、世界の半分をお前にくれてやるなんて言われたり、さまざまなイベントが発生します。
ロールプレイング
私が、王様に対してイラっとしてしまったのは、おそらく私が社会人になったからだと思うんです。だって、せっかくゴールデンウィークに突入したってのに、王様からわけのわからん指示をされたら、現実の世界の出来事と変わらないやん。
一生懸命会社に通って、上司にペコペコ頭を下げて、顧客からわけのわからん無茶な要求を受け、それでも給料を稼いでお金を貯めて、結婚して子供ができて、育児しながら家や車を買っていくわけです。
RPG(ロールプレイングゲーム)とはよく言ったもので、とある人生の疑似体験をさせられているんです。人生の縮図ってところでしょうか。
子供のうちから、テレビゲームという媒体を通して、目標や夢、強敵と逃げずに戦うこと、友情、協力、経済、仕事などを疑似体験させられているのかもしれません。
もちろん物事の理不尽さも。
そりゃあ大人になってからGWにドラクエしたらイラっときますね。
子供のころの気持ちにもどりたい…。
そう思ってしまいました。
以上、ふと思ったことをブログ記事にしてみました。
お読みいただき、ありがとうございました。