七転び八起き人生

温泉旅行や、音楽大好きな40代。発達障害、いじめ、ブラック企業、適応障害休職、転職、育児など、人生の振り返りブログです。

駅のホームで車両を押して救出。それってどうなの?

最近何度もニュースになっている駅のホームでの救出劇。

 

その場に居合わせた人たちが一致団結して一人を救出する美談です。

 

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でも、冷静に考えると、それってものすごく危険な行為ですよね。

電車の一車両の重さがどれくらいあるのか知りませんが、乗客の体重と合わせたらとんでもない重さ。

 

サンドバックをおもいっきり押したら、何倍もの威力となって跳ね返ってくる揺り返しのパワーは本当に怖いです。体を挟まれてとりあえず安定した状態なのに無理して車両を押したら、その反動で即死するかもしれません。

 

挟まって心肺停止など、一分一秒を争う状況ならともかく、身体が挟まれただけの状態だったら、駅員やレスキューを待ったほうが安全です。

 

この方法が流行ってしまうと、

 

人が挟まったら即、車両を押そう。

 

もしかしたらそのうち善意が原因で人が死ぬかもしれません。

 

でも、私がこの場に居合わせたら、周りの空気に流されて、押す必要がないのに押してしまいそうで怖いです。