会社を辞めたい!
適応障害を発症して、診断書を発行してもらうまでの間、私は会社の自分の席に居続けましたが、不快で不快でしょうがなかったです。
その環境が全く合わず、身体が全力で拒否しているのですから。
1時間に1回くらいトイレで吐いていました。
会社を辞めて楽になりたい!転職したい!
なんて本気で思っていました。
でも実際は、転職して他企業で活躍する能力も資格もないので、やめたところで路頭に迷うことになります。
でも思考能力、判断能力がとことん低下していたんですね。
会社を辞めればすべてがうまくいく!なんて思いこんでいました。
上司からのアドバイス
私は運が良かったのかもしれませんが、私の面倒を見てくれた上司からのアドバイスで、
「今の時代、40歳で転職なんてできない。それより、会社の持つあらゆる制度をフル活用して会社にかじりついてみたらどうだ?診断書もらって休職して温泉旅行でも行って来いよ。おみやげよろしく!(笑)」
このひとことに救われました。その後、診断書を会社に提出して病気休職に入りゆっくり療養することができたんです。勢いで会社を辞めたら私の人生大変なことになっていたでしょうね。
温泉旅行も行きましたし、買い物や散歩も自由です。
もちろん気が乗らなければ、ごろ寝して漫画でも読んでいればいいのです。
何かをしなくちゃならない、頑張らなければ、完治目標は・・・。
なんて考えるのはやめましょう。
ひたすらグダグダして心の回復を待つ期間なのですから。
ちなみに適応障害の休職期間ですが、どれくらい休めばいいのでしょうか?
これも人それぞれ。個人差は大きいです。
私の場合は、1か月ずつ様子を見て、その都度、診断書を発行してもらっていました。
トータル4カ月の休職を経て復職しました。
会社を辞めるのを辞めよう
適応障害にもうつ病にも人それぞれ症状の種類や重さには個人差があって、一概には言えないのですが、もう限界だ。会社を辞めたい、と思っている時点で、あなたは十分頑張ったんです。そろそろ休めと神様が言ってくれているんです。
会社に使われてきたのですから、たまにはこちらから積極的に会社のシステムを利用しましょう。
わたしは、休職制度を使って会社を休み部署異動したおかげで、現在は回復し、元気に仕事をしています。もちろん会社を辞めようなんて微塵も思いません。
逃げることは恥じゃないし、病気休職は逃げでもありません。そのまま我慢し続けて完全につぶれる前に、あらゆる手段を使って回復への道を作りましょう。
以上、適応障害経験談をブログ記事にしてみました。なってみてわかったのですが、なった人にしかわからないことってありますよね。
ブログをご覧いただきありがとうございました。
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