脊髄腫瘍って痛いの?
今になって、昔の友人から訪ねられるようになりました。
「あのころはどれくらい痛かったの?」
異物が神経を刺激して痛みを感じる点では、ヘルニアと似たようなもので、腫瘍の神経への当たり所と大きさによって個人差が大きいかと思いますが、
私は超超超痛かった
どんな痛みか、数値化できればいいのですが、例えるなら、脈拍のリズムに合わせて、フルスイングで腰の神経を直接バットで叩かれている感じでしょうか。
時間帯によって波はありますが、昼夜問わずズドン、ズドンと痛みが続きますし、軽く肩をたたかれただけでも悶絶します。
くしゃみでもしようものなら、数分間はその場を動けません。
ですから、手術前夜に、医師から
「最悪の場合、後遺症で片足が動かなくなるかもしれない」なんて言われましたが、
この痛みがなくなるのなら全く問題ない、と思いました。
鎮痛剤も効果なく、睡眠薬を処方されても眠れない。
死んだほうがまし、なんてずっと思っていました。
それほど強い痛みだったんです。
「腰痛」だなんて漢字二文字で簡単に表現してほしくありません。
そして、整形外科での牽引など、椎間板ヘルニアの治療はもちろん意味がなく、スポーツクラブの腰痛体操も全く無意味。腰サポーターのようなものも買いましたがもちろん効果はありませんでした。
もっと早く精密検査やMRIを受けておけばよかった、と後悔しています。
いまふと思い出したんですが、なんでMRIって撮影中にあんなに音がうるさいんでしょうかね。ドッカンドッカン、スッポンスッポン、ズッチャズッチャ・・・。
暗所恐怖症や閉所恐怖症の人にはMRI検査って相当辛いそうなんです。
私はすぐに慣れましたが(笑)
身体の不調を感じたら精密検査を
頭痛、腹痛、腰痛…体の不調を表す言葉はいろいろありますが、単に頭痛と言っても、ストレスからくるものだったり、風邪だったり、最悪の場合は腫瘍などの深刻なものまで原因はさまざま。
腰痛だって、そうです。ぎっくり腰でも腰痛ですし、ヘルニアでも腰痛。
簡単にシップを貼って済ますのではなく、長く続いたら、念のため精密検査をお勧めします。どんな深刻な病気が潜んでいるのかわかりませんから。
以上、健康についてブログ記事にしてみました。
お読みいただきありがとうございました。